雨もよう、国立新美術館。
友だちの車で行ったので実際にはどうかわからないけど、六本木の駅から結構歩く場所にあるんじゃないかな。六本木ヒルズがすぐ目の前に見えるけど、街の喧噪とはほど遠い静かな場所にある。写真を見て想像していたより、実際の外観は小さく感じた。入口前にある自慢の傘立て専用の建物が、今日は大活躍していた。
中に入ると外観とは逆に広さを実感できる。吹き抜けとガラス張りで、明るくて開放感がある。台形を逆さにしたような二つの塊の上部は、それぞれカフェとレストランになっている。折角なので帰り際にカフェでお茶したが、紅茶は茶葉の入れ過ぎか、だいぶ渋かったけど、エクレアはわりと美味しかった。
見に行ったのは“異邦人たちのパリ”。1900年〜2005年にパリで活躍した外国人アーティストの作品が時系列で展示されていた。個人的には前半のマン・レイやピカソから始まり、カンディンスキー辺りまでの写真や絵画と、モビールのように動いたり、目の錯覚で動いているように見えるキネティックアート作品が面白かった。それと、モンパルナスのパリのカフェに有名芸術家たちが集う動く映像が見られるのも面白い。去年見逃したレオナール・フジタの絵が見られたのが一番嬉しかったかな。
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