モンゴルの音
mamaruちゃんのお母さんから、ご自身の馬頭琴の先生のチャリティコンサートのフライヤー制作依頼を受け、制作に入る前に実際にライブを見せていただきました。このライブもモンゴルの障害児たちに日本で使用済みの車椅子を寄贈するためのチャリティコンサート。馬頭琴のアヨーシ・バトエルデネ先生がメインとなり、初めて生で聞いたホーミー兼馬頭琴のバータルジャヴ・ボルドーエルデネさん、司会兼舞踏の女性、バトナサン・マンダブインさんの3人によるものでした。会場はほぼ満席。とても盛り上がって感動的なものでした。
先生の馬頭琴はまるでチェロかビオラのような豊かで滑らかな音色。クラシック音楽のようにも聞こえる不思議です。ホーミーは何年も前に、TVで細野晴臣の「ホソノ・ハレルヤ」でちょっとだけ見たことがあったけれど、TVで聞く音とは印象の全く違う衝撃的なもので大きな感動を覚えました。人の喉から一度に二つの音がメロディとなって聞こえてくる不思議。歌とは全く違う、喉を楽器にして奏でるという不思議な音色(声色とは違う印象)。見入り過ぎると、顔を真っ赤にして声を出す様子に、こちらも苦しくなってくる感覚になります。ぜひ口の中の仕組みを断面で見てみたい。そしてモンゴルの舞踏は小刻みなステップやスカートを広げてクルクルと回るのが、かわいらしかった。肩をクックッと前後上下に小刻みに動かす振りは、あややを誇張してモノマネするマエケンに似ててちょっと面白い。そんな折り、皇太子様もモンゴルを訪問するということでTVでちょくちょくモンゴル情報が流れてくることもあって、いつか行ってみたいな〜と思います。
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